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2/27 & 2/28 ゲストプロフィール

  • ジャクソン・タン Jackson Tan = BLACK クリエイティブディレクター BLACK は、シンガポール人による、世界水準の「ポップカルチャー」を、デザイン・現代アートの分野で、広告、商品開発、イベントづくり、アート活動を主な打ち出しとするクリエイティブディレクションを通じてつくり続けている。 シンガポールの「ポップ」アイコンとして、シンガポール政府による海外のアートやデザインプロジェクトを多数プロデュース。その過程において、シンガポール人自身のクリエイティブレベルの向上に果たした役割は大きい。 ビジネスとしてのクリエイティブワークとしては、DISELやNike などグローバルブランドにおける、東南アジアのクリエイティブパートナーとして、活動してきた。 またタン氏は、シンガポール国外でも、台湾の高雄と台北のデザインフェスティバル(設計節)で企画とキュレーションを行なうなど、東南アジア全域の若手クリエイティブコミュニティの盛り上げ役となっている。 また、2012年より CRRETIVEcITIES というプロジェクトを開始、アジア 10都市のクリエーターのアンケートに基づく、クリエーター視点による創造都市の姿をインフォグラフ化する世界でも類のみない取り組みである。その最初の成果のインフォグラフは、2012年12月の高雄設計節にて公開され、CNNやモノクルなど世界のメディアに配信されるなどのインパクトをもたらしている。
  • 尹立 アーロン・イン =樹コ科技大学サイエンス&アミューズメントデザイン科主任教授(台湾・高雄市) 尹氏は、台湾における空間とデジタルエンタテイメントをリードするデザイナーであり教育者である。 デザイナーとしては、たとえば日本でも多くのインスピレーションを与える精品書店の内装計画に深く関わり、同書店の新旗艦店にメディア体験やインタラクションを導入する役割を担っている。一方で、歴史的建造物が多く残る氏の故郷である台南市でリノベーションホテルを手掛けるなど、デジタルとアナログを行き来する活動を行なっている。 また、台湾においてデザインと創造性を用いた新たな領域づくりに尽力、ゲームなどデジタル系のデザイナーから建築家までの若手中心のデザイン団体である、中華民國設計師協會を結成し理事長であるほか、クリエイティブツーリズムを導入することによって台湾最大の観光客数の伸びをみせている高雄市の文化創造産業発展計画の座長を努めたり、高雄デザインフェスティバルを立ち上げることなどを通じて、創造都市としてのスタートアップを牽引した。また、上海万博の台湾パビリオンや各種クリエイティブコンテストの審査委員を努めるなど、台湾のクリエイティブ人材の育成に積極的に取り組んでいる。
  • プラ―タン・テーラテーダ Pratam Teeratada = art4d magazine chief editor
    art4d は、テーラデータ氏が編集主幹を務める、1995年に創刊し、今に続く、タイの英文デザイン誌。 art4d は年間11回発行の、デザインのプロと愛好家のための雑誌である。 同誌のポジショニングは 11号のシリーズを通じて、デザインにおける現代性と意匠性を際立たせることで、東南アジアにおいて浮か び出ることを方針としている。 その方針において、他の同種の出版物がアジア各地で取り組んでいる消費のためのデザインやサービスを陳列するだけの紙面ではなく、デザインにおける先駆的なアイディアや知性的な表現分析を通じて、読者のコミュニティでの生産的な議論が展開される編集を行なっている。 同誌の編集活動を通じて、デザイナー、アーティスト、創造産業のプロフェッショナル、関係者による、バンコクをハブにした、国内外、東南アジアとグローバルとをつなぐ、コミュニティ形成に支援している。
  • ザラ・アシェッド Zara Arshad = Design China editor
    中国と欧州との間で主に活躍する、デザインメディエータ―/ジャーナリスト/コンセプターである。 過去のデザイナーの経験を活かしつつ、現代中国におけるデザイン、ソーシャルイノベーション、デジタルコミュニケーション、ソーシャルメディアの分野でのキュレーティングを主に行っている。 英国で生まれ育ち、シリアとインドネシアにも居住経験がある。ロンドンのゴールドスミス大学でデザインを学び、北京に3年間拠点を構えた後、2012年秋よりロンドンに戻り RCA と V&A の共同修士プログラムに所属、東アジアのデザイン批評の研鑽に取り組んでいるとともに ELLE DECO CHINA の編集など両地の間の活動を深めている。 社会と結びつきながら中国で成功を収めてきた若手デザイナーたちからの影響を受け、クリエイティブにおける社会や政策における国際規模での課題解決を活動の主軸としている。 彼女のキャリアは、2008年からで、中国の拠点では、フリーランスのグラフィックデザイナーとライターとして、UNV China, Teach for China, The Library Project, Change Observer and AIGA, British Council 等を顧客としていた。

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